会議でチームの力を最大限に引き出す方法
ついつい、会議って長くなりがちだし、議論が発散していくことってあります。
そして、ほとんどの会議参加者を置いてけぼりな議論が始まることも。。
前回、こんな記事を書きました。
会議や打ち合わせをよりよくする3つのコツとは? - すまてくブログ
そんな『ムダな会議』では会議参加者の目的意識がバラバラな場合があるんです。
ある人にとっては大切なことでも、他の人にとっては大切ではない。
それぞれの価値観や役割があって。
大切なところや気づくところが違う。
目的意識や価値観はひとそれぞれで。
会議によって最大の効果を上げるためには、
どうありたいか。
どういう状態でありたいかを参加者とまず共有することが大事。
今回は会議でチーム力を最大限に引き出す方法についてご紹介します。
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最大限にチームの力を引き出す会議とは?
そもそも会議ってなんでやるんでしょうか?
理想的な会議って、、、
『ゴール』を達成するために、『チーム』のちからを最大限に『引き出す』、一連の方法
・必ず『ゴール』に向かう
・『チーム』を対象にする
人は放っておいても協調出来ない
組織力をUPさせるための方法
・解決策そのものを提示するのではなく、解決する『力を引き出す』
あくまでサポート機能、解決策を見出すのはチーム力
4つの基本動作とは?
まずは会議の基本動作をおさえましょう。
会議の準備はどうするの?
「会議の準備」と言うと・・・
会議室をおさえる
資料を作る
資料を印刷する
テレビ会議システムを用意する
参加者に声をかける・・・???
いえいえ、もっと大切なことがあるんです。
それが、
4つのPを押さえて会議の準備をする
参加者が抱く素朴な疑問・不満はなにか?
Purpose(目的・ゴール)
会議の目的を設定せよ、とは?
会議の目的・・・???
「議論する」こと、「情報を共有する」こと、「しっかり報告する」こと・・・ではなく。
「参加者を迷わせない」のが目的・ゴールの価値
ポイント:目的は「すること」ではなく「状態」で考える
NG:「すること」・・・課題を議論する、課題を共有する、新商品を説明する
OK:「状態」・・・解決すべき課題が明らかになった状態、対応方針が明確になった状態
何らかの変化があることを期待します。
会議をすることで何らかの状態へ遷移することになる。
Process(アジェンダ・シナリオ)
ポイントは2つ。
アジェンダとシナリオの2段で考える
素朴な疑問に応える流れで。
たとえば、
終了条件:「つまらない研修を見直すアイディアが集まった状態」
ポイント1:アジェンダとシナリオの2段で考える
◆アジェンダ
背景の共有:何をどこまで?どうやって?(口頭?資料?話す?)
施策の洗い出し:どうやって?(思いついたら発表?漏れのなさをどう担保する?)
必ず絞り込みをすること。
◆シナリオ
資料を用意して読んでもらう
重要なポイントだけ口頭で補足し、不明点を質問してもらう
各自が想像する施策を付箋に書き出す(個人作業)
一人ずつ発表して共有、同時にカテゴライズ 挙がったものをみて、他に考えられないか議論する
重要度の基準を設定。
ポイント2:素朴な疑問に応える流れで。
素朴な疑問が解消されないと迷子になる
参加者が感じそうなことを書き出してみる
研修って誰が受けているの?
どんな研修があるの?
なんでつまらないの?
研修の頻度は?講師は?
なぜ楽しい必要があるの?
さあ会議を始めよう
会議といっても、つい人を集めて、論点が散らかり、長くなりがちですが、どういった状態になりたいかを意識するのが大切です。
ときに議題を絞り、参加する人も絞るのも効果的。
さあムダな会議をなくし、時間を有効に使いましょう!
今日も今日とて打ち合わせだらけ\(^o^)/
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