嫌われる勇気を持つためには?
嫌われる勇気。
かなり有名な自己啓発本。
すべての結果には必ず原因があり、
人間の悩みはすべて対人関係の悩みと断言しています。
「宇宙に他者がいなくなり、自分一人になれば、あらゆる悩みも消え去るだろう」
ほとんどの悩みは人間関係です。
家庭内で、職場内で。
自分の意図が通じない、やって欲しいのにやってくれない。思ってたんと違う。せっかくしてあげたのに!
(#゚Д゚)y-~~イライラ
そんなことありますよね。
あなたは30半ばのサラリーマン。
上司と部下の板挟みのいわゆるマージナルマン。
チームリーダーとしてチームを纏めるため、メンタルヘルスマネジメントの勉強をしつつ、自分が病んでしまうのを予防するだけでなく、チームメンバーのケアも必要なお年頃😉
さぁどうしましょう?
嫌われる勇気はなぜ必要なの?
対人関係を誤りやすい人間の普遍的な欲求が、 「優越性の追求」。
生まれ持った無力な状態を脱して理想を追求する。この「優越性の追求」によって起きるのが「劣等感」。
学歴が低いから成功できない、とか、
器量が悪いから結婚できない、など、
劣等感を言い訳に使うことを「劣等コンプレックス」。
優越性の追求で、自分の理想を求めるのではなく、他人と比較してしまうと、『競争』になってしまいます。
『競争』があると、他人を敵とみなすようになり、周り中自分を陥れようとする敵で満ちあふれた恐ろしい世界に/(^o^)\
他人との比較ではなく、自分の理想と比較して向上することにより、他人は『仲間』となって対人関係の悩みは減り、世界は安全な場所に様変わり。
(゚∀゚)人(゚∀゚)ナカーマ
嫌われる勇気を持つために
行動面の目標は、
1.自立すること
2.社会と調和して暮らせること
それを支える心理面の目標は、
1.自分には能力がある、という意識
2.人々は自分の仲間である、という意識
これらを持つこと。
あらゆる対人関係のトラブルを解消し、人間関係を断ち切らないまま自由に生きる方法があります。
それが承認欲求の否定。
人は、他人から嫌われないように、他人の期待に応えようとするから不自由になる。
他人の期待を満たすために生きているんではないんです。
よく言われます、上司から。
次も『期待』してます、と。
もうパッツンパッツンでギリギリ頑張って成果を出したとします。
そんな場合、
(´д`)イヤァ-ン!!
そんなに『期待』に応えられないぃぃぃぃ
ってことになるわけですよ。
期待は嬉しいです。
ただ他人の期待をモチベーションにしてはいけません。
期待に応える。これは他人に依存します。自分ではコントロールできるものではありません。
まずは、この他人からの『期待』に応えようとしない!
期待なんて( ´ー`)シラネーヨ
このふざけた幻想をぶち壊す!
人から嫌われる勇気を持つことにより、自由に生きられるのです。
さぁ、ここでやっとキーワードが出てきましたね。
嫌われる勇気
ではどうすれば、他人の期待に縛られなくても 孤立せずにすむのか?
気になりますよね(・∀・)
それが「課題の分離」です。
『課題の分離』とは、他人の課題と自分の課題を分離し、相互に介入しないこと。
これには2つあります。
1.他人の課題に介入しない
2.自分の課題に介入させない
たとえば、子供の勉強。
子供の勉強はあなたの課題ですか?
違いますよね。
あなたの課題は、子供を信じ、勇気づけることです。
自分の仕事もそうです。
上司のせいで仕事ができない!
というのは人生の嘘で、
仕事ができないのを上司のせいにしている、
だけ。
この課題を分離すると、上司の部下への接し方は上司の課題であり、自分の課題は、仕事で結果を出すことです。
なんとなく分かりました?
あなたは中間管理職。
部下と上司の板挟み。
さぁどうする?
( ^ω^ )どうしてこうなった!?
という場面も多々あると思います。
そう、いまのあなたです。
ある課題が、誰の課題なのかというと、
その選択によってもたらされる結末を受け入れる人。
あらゆる対人関係のトラブルは、
自分の課題に踏み込まれたり、他人の課題に踏み込むことによって起きると考え、
他者の課題にも介入せず、自分の課題にも介入させない。
この「課題の分離」はアドラー心理学ならではの視点。
他人を変えることはできないので、自分が変わる。
それに伴って、他人も変わることがある、かもねぇ
ということです。
これが対人関係のスタート。
さぁ、対人関係を見直してみましょう!
いつやるの?
今でしょ(^_-)-☆
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