すまてくブログ

e-Taxで確定申告のやり方と3つのポイント(マイナンバーカード方式)

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こんにちは、ヨシタカです!
みなさん、確定申告してますか?

今年は所得税・復興特別所得税・贈与税の申告は3月15日(金)までです。

わが家では子供がまだ小さく通院することがけっこうあり、 なんだかんだで医療費が毎年10万円を超えるので確定申告をしています。

2年前までは紙に印刷して最寄りの税務署に郵送していたのですが、去年からe-Taxで申請しています。

e-TaxはID・パスワード方式もあるのですが、税務署で「ID・パスワード方式の届出完了通知」を発行する必要があるようで、なかなか税務署に行く機会がないので今年もマイナンバーカード方式で申告することにしました。

そこで、1年ぶりに医療費控除についてe-Tax申請してみたのでレポートしたいと思います。

マイナンバーカードを用意する以外に主に3つのポイントがあります。

  • 医療費集計フォームの作成
  • 暗証番号の準備(市役所で申請したもの)
  • パソコンとICカードリーダーのセットアップ
  • e-Taxってなんだかむずかしそうだけど、ちゃんとできるかな?

    事前準備が少し必要ですが、申請自体はスムーズに処理できました。
    それでは、e-Taxで確定申告レポートします٩(ˊᗜˋ*)و

    事前に用意したもの

    事前に用意するものがいろいろとありました。

    事前に用意したもの

    ・マイナンバーカード

    ・マイナンバーカード暗証番号

    ・署名用電子証明書用暗証番号

    ・給与所得の源泉徴収票

    ・パソコン(Windows10)

    ・ICカードリーダー(SONYのRC-S380)

    マイナンバーカード方式での申請の場合、その名のとおりマイナンバーカードを持っていることが必須です。 マイナンバーカード発行時に市役所で申請したときに決めた「暗証番号(4ケタ)」「署名電子証明書用暗証番号(6~16ケタ)」が必要になります。

    まず市役所で申請した際の暗証番号が書かれた控えの紙を見つけるのが大変でした。。

    なんせ1年ぶりですからね。

    また、対応したOSのパソコンとICカードリーダーを用意する必要があります。

    ソニー SONY 非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi RC-S380

    ソニー SONY 非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi RC-S380

    ICカードリーダーはSONYのRC-S380を用意しましたが、2,500円程度でした。

    申告手順

    それでは、わたしが行った申告手順をご紹介したいと思います。

    医療費集計フォームの記入

    まず、支払った医療費の内容をまとめる必要があります。

    国税庁 確定申告書等作成コーナーの右上にある「集計用ファイルのダウンロード」の【医療費集計フォーム】を利用するとかんたんです。

    確定申告書等作成サイト:国税庁 確定申告書等作成コーナー

    このときEXCELが必要になります。

    EXCELのフォーマットに従い、

    ・医療を受けた人

    ・病院・薬局などの名称

    ・医療費の区分

    ・支払った医療費の金額

    ・補填される金額

    ・支払年月日(任意)

    を記入します。

    わが家は1年間で70件ほどでした。

    1年分あるので記入するのに少し手間ですよね。

    1件1件入力するので30~40分ほどかかりました。

    誰かが通院するたびにこの医療費集計フォームに入力しておけばよかったなぁと少し後悔です。。

    パソコンのセットアップ

    次に、パソコンのセットアップをします。去年からパソコンを買い替えていたので、セットアップしなおしでした。

    以下の環境を用意しました。

    • パソコンのOS:Windows10

    • ブラウザ:Internet Explorer11

    e-Taxに必要なパソコン利用環境は以下のサイトを参考にしてください。

    ブラウザがIE以外だと対応していないので、IEにします

    IE以外のブラウザだとこんなメッセージが出ます。

    「ご利用のブラウザでは、マイナンバーカード方式によるe-Taxをご利用になれません。」

    Σ(゚Д゚;)アラマッ

    ブラウザをIEにして、国税庁 確定申告書等作成コーナーのwebサイトにいきます。

    確定申告書等作成サイト:国税庁 確定申告書等作成コーナー

    1.「申告書等を作成する」にある【作成開始】をクリック

    2.「e-Taxで提出する」⇒「マイナンバーカード方式により提出する」

    ここで、パソコンの事前準備セットアップが行われていない場合には、 「e-Taxのご利用のための事前準備を行います」のページに飛びます。

    3.【事前準備セットアップファイルのダウンロード】をクリックし、ファイルをダウンロードした上で、事前準備セットアップを行います。

    注意書きを読み「はい」で進みます。

    4.セットアップが終わると、「最新の事前準備セットアップが正常に適用されています」と画面に出るようになります。

    5.【利用規約に同意して次へ】で進めます。

    6.次に、マイナンバーカードによる認証を行います。

    マイナンバーカードをICカードリーダにセットし、【マイナンバーカードの読み取り】をクリックします。

    7.このとき、パスワード(マイナンバーカード発行時に決めた数字4ケタ)を入力します。

    ※ここで去年は暗証番号が分からず暗証番号の紙探しに1週間ほどかかりました。。

    8.次に、マイナンバーカード方式の利用開始の画面になります。

    初めてマイナンバーカード方式を利用する場合、【利用者識別番号をお持ちでない方】で利用者情報の登録を進めてください。

    わたしは1年前に利用者識別番号を登録したらしく、利用者識別番号と暗証番号の関連付けが必要でした。

    「e-Taxのご利用のための事前準備が終了しました」というページが出れば成功です。

    9.【申告書等を作成する】で、作成する申告書等の選択のページにいけます。

    ここまでが事前準備です。ここまで終わればあと一息です。

    e-Taxで確定申告

    申告したい申告書を選びます。 今回は平成30年分の所得税を選びました。 給与・年金の方で【作成開始】します。

    ここからはサイトの説明のとおりに源泉徴収票に書いてある金額を入力したり住所を入力したりして進めました。

    しばらく進めていくと医療費を入力するページがあるので、ここでさきほど作成した医療費集計フォームをアップロードします。内容がちゃんとアップロードされているかチェックします。

    さらに進めていくと自分のだけでなく扶養している子供のマイナンバーも必要になったので、ここでまた子供のマイナンバー通知カードを探すのに少し時間がかかりました。。

    最後に申告内容を送信する際に署名用電子証明書用暗証番号(英字(大文字)と数字の組み合わせで6ケタ~16ケタ)が必要になるので要注意です。

    これも市役所でマイナンバーカードを申請した時に自分で決めたものになります。普段あまり使わないから忘れがちですよね。。

    あとはつまづくことなく無事に申請完了です^^

    今回は事前準備から申告完了までで2時間ほどでした。 それなりにかかりましたね。。

    まとめ

    e-Taxは便利ですが、事前セットアップが少し手間がかかりましたね。

    「利用者識別番号」という普段馴染みのない番号と1年に1度使うか使わないかのマイナンバーカードの暗証番号との関連付けが必要になりました。

    今年からはスマホで申請できるようになったみたいですね。 ただ、医療費の入力はパソコンの方がラクかなぁと思います。

    なかなか面倒だと先延ばしにしがちですよね。 つまづきポイント(暗証番号とか事前に用意するもの)がありますが申告自体はかんたんでしたので、ぜひe-Taxで確定申告、トライしてみてください。

    それでは、また٩(ˊᗜˋ*)و